アレルギー総合ガイドライン2019
絶版
発売日 :2019年6月20日
ISBN :978-4-87794-206-9
定価 :本体4,500円+税
体裁 :B5判、本文752ページ
アレルギー疾患の診療には、各種のアレルギー疾患の病態を踏まえた治療が必要です。また、アレルギー疾患は合併しやすいことから、アレルギー疾患全般を診療できる「total allergist」と表現される総合アレルギー医が求められます。本総合ガイドラインは、診療科や年齢、性別を超えて横断的に出現するアレルギー疾患に対して、円滑に対処できるよう実用性を重視して作成されました。また、多くの疾患で設けられた、「専門医に紹介するポイント」を章末に加えており、他科に相談、紹介する際に留意したい症状・状態について解説しています。
【収載ガイドライン】
成人喘息、小児喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜疾患、アトピー性皮膚炎、重症薬疹、接触皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギー、ラテックスアレルギー、職業性アレルギー疾患、アナフィラキシー
【改訂のポイント】
- 12歳以上の難治性喘息に抗IL-4受容体α鎖抗体製剤デュピルマブが2019年3月に保険適用になったことを受けて、第2章「成人喘息」、第3章「小児喘息」で解説され、成人喘息で治療ステップに加えられました。
- 2018年に改訂されたばかりの診療ガイドライン(『喘息予防・管理ガイドライン2018』、『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018』、『蕁麻疹診療ガイドライン2018』、『食物アレルギー診療ガイドライン2016《2018年改訂版》』)も収載されています。
- 第12章「職業性アレルギー疾患」は、『職業性アレルギー疾患診療ガイドライン2016』の刊行後に得られた最新のエビデンスが反映されています。