免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024
~がん患者、移植患者、原発性免疫不全症、小児期発症疾患に対する免疫抑制薬・生物学的製剤使用者、等~

発売日:2024年4月18日
監修:一般社団法人日本小児感染症学会
編集:免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024作成委員会
ISBN:978-4-87794-236-6
定価:6,930円(本体6,300円+税10%)
体裁:A4判、256ページ

 初版でもある前版『小児の臓器移植および免疫不全状態における予防接種ガイドライン』の発行から約10年ぶりの改訂となります。この間、小児慢性疾患の長期予後が改善されて成人に移行することも多くなり、また、人の健康寿命は生涯を通したワクチン接種によって守る“Life course immunization”という概念も浸透してきました。小児期発症の疾患を抱えて免疫不全状態にある患者さんに対し安全なワクチン接種を行うことで、ワクチンで予防可能な疾患(VPD:Vaccine Preventable Disease)への感染・重症化を予防することが求められるようになったともいえます。  本書は、上記のような背景から対象とする疾患や年齢層を拡大し、免疫不全状態の患者さんや家族に望ましいワクチンを医師が選択できるように、日本小児感染症学会をはじめ関連学会(日本移植学会、日本小児栄養消化器肝臓学会、日本小児外科学会、日本小児血液・がん学会、日本小児循環器学会、日本小児腎臓病学会、日本小児リウマチ学会、日本免疫不全・自己炎症学会)が合同で作成しました。臓器移植・小児外科、炎症性腸疾患・肝臓病、血液・腫瘍、腎疾患、リウマチ疾患、免疫不全症を診る医師や無脾症患者を診る医師のほか、ワクチン行政に関わる方にもご一読いただきたいガイドラインです。

目次

■序文
■ガイドラインサマリー
 ①推奨の強さとエビデンスの強さの考え方
 ②Clinical Question(CQ)と推奨文、推奨とエビデンスの強さ
■用語の解説
■主な略語一覧
■第1章 本ガイドラインについて
 1.作成組織
 2.本ガイドラインの特徴
 3.本ガイドラインの作成過程
 4.スコープ、外部評価の結果
■第2章 総論
 1.予防接種制度と免疫不全者
 2.抗体測定方法と抗体価判定基準
 3.本ガイドラインで扱う一部のワクチンに関する補足事項
 ~肺炎球菌ワクチン、乾燥組換え帯状疱疹ワクチン、髄膜炎菌ワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチン~
■第3章 各論
 1.血液悪性腫瘍、固形腫瘍患者への予防接種
 2.造血細胞移植後・CAR-T細胞療法後の患者への予防接種
 3.炎症性腸疾患患者への予防接種
 4.リウマチ性疾患患者への予防接種
 5.腎疾患患者への予防接種
 6.固形臓器移植患者への予防接種
 7.無脾症患者への予防接種
 8.原発性免疫不全症候群患者への予防接種
 9.免疫不全状態にある患者の事項
■付表 国内で製造販売承認されている主なワクチン一覧

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転載許諾申請方法

『免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024』転載許諾申請の対応について

『免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024』は、一般社団法人日本小児感染症学会をはじめとする関連学会で構成した免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024作成委員会により作成され、著作権は一般社団法人日本小児感染症学会に、出版権は株式会社協和企画に帰属しています。『免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024』に掲載された図表などを利用する場合は、転載許諾申請の手続きを行っていただきますようお願いいたします。

申請対象となる著作物について

免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024

申請時の条件と許諾について
  1. 書籍や雑誌・冊子などの紙媒体に限らず、Webサイトなどの電子媒体への転載も申請を要します(公的あるいは閲覧者が限定されているWebサイトなどの電子媒体への転載も申請を要します)。
  2. 申請された転載案件をそのまま三次利用することは原則として認めません。利用媒体ごと、個々に申請を要します。
  3. 図表の内容の改変は原則として認めません。改変を許可できると判断した場合(監修代表に確認)は転載先にその旨を必ず明記することを条件とします。
  4. 図表が他文献からの引用の場合は取り扱いません。原典への許諾申請を行ってください。
  5. 以上の条件を満たしても、使用目的が適切でないと判断される場合は許諾しません。
  6. 1~5以外の場合は、ガイドライン監修(事務局が監修代表に相談する)の判断とします。
使用料について
  1. 申請元が学会、公的機関などで、論文投稿などの学術目的の場合は無料とします。
  2. 申請元が製薬企業などの営利を目的とする企業で、販促用資料などに使用する場合は、1点につき15万円(+税)とします。
  3. 申請元が出版社などで、出版社が作成した学術書などに使用する場合は、図表2点までは無料、3点の場合は2万円(+税)とします。以降、図表1点追加ごとに2万円(+税)を加算します。
転載許諾申請の手続き

転載許諾申請書に必要事項を記入のうえ、返信用封筒を同封して編集事務局宛てに郵送してください(申請フォームをダウンロードしてご利用ください)。
申請書類に基づいて、本ガイドライン作成委員会(監修者)が審査します。
後日、審査結果を申請者に通知します。営利目的で利用される場合には、併せて請求書をお送りします。
申請から通知まで2~3週間程度かかりますことをご了承ください。

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本件に関するお問い合わせ

『免疫不全状態にある患者に対する予防接種ガイドライン2024』編集事務局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ13階 株式会社協和企画内
お問い合わせはメールにてお願いいたします。 E-mail:me_@intage.com

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